西田尚平選手レースレポートJ1一里野温泉大会#6

PAZのライダーサポートプロジェクト(サポート価格)でNotubesホイールを使用している西田尚平選手(国際自然環境アウトドア専門学校)からJ1一里野温泉大会#6XCのレースリポートが寄せられました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
開催日:2012年10月14日
開催場所:石川県白山市一里野温泉
結果:7位
J1富士見パノラマ大会から約1ヵ月間空いた一里野温泉大会でした。
今回は初めてのコースだったのでとても楽しみにしていました。
移動は余裕をもって金曜日に会場入りをして試走をしました。コースレイアウトはゲレンデの登りが大きく分けて二つ、林の中のシングルが一つからなる1周4㎞のコースでした。登りの芝はとても重く、シングルは土が滑りやすくなっていました。
金曜日にしっかり試走をして、土曜日は軽く試走しようと考え体力を温存しました。
土曜日の試走は他のライダーが走った後に走ろうと思っていました。
新設コースなのでラインがついてから走った方が本番に近い状態だし、少しは地面が固く締まると考えたからです。また、前回の富士見パノラマ大会のときと同じようにポイントポイントで何通りかのライン取りを考えました。金曜日からレース当日まで天候は晴れだったのでコースはドライでした。
日曜日は朝起きるとお腹がかなり痛くて焦りましたが食事を取ったら治り一安心。
この日は少し肌寒かったのでアップを高強度で少し長めにとりました。
アップ前はあまり集中出来てないな、と感じましたがアップしながらレースのイメージをしていくと
必然的に集中力が上がっていい感じになりました。
練習はしっかり出来ていたので後はレースで溜めていた力を出すだけ、心身をコントロールし招集エリアで待っていました。今回はスタートで失敗しないように位置取りを意識しました。招集は三列目、スタートで気合いを入れすぎると空回りしてしまうので、その辺りをコントロールしながら号砲を待っていました。
号砲が鳴りレースが始まりました。クリートキャッチも成功し、落ち着いてラインを選びながら進んでいきました。
今回は最初の登りでどこまで前に行けるか試してみたいのと、攻めた走りをしたかったので迷わず前に出ました。1周目からハイペースでかなりきつかったのですが、得意の部分で呼吸を整え登りは全力で走りました。
1周目は4〜6番手争いでレースが進み得意な部分で抜いたり、苦手な部分で抜かれたりを繰り返しながら周回を重ねていきました。
最初の1、2周目は本当に呼吸、足がいっぱいいっぱいで垂れそうになったのですが、コース脇から聞こえる声援、
全力でフィードしてくれている先輩が力になりなんとか耐えきれました。
3周目あたりから呼吸が整い少し楽になり冷静にコースに対処出来ましたが、時々辛くなるとコースのつなぎが雑になったりペダリングが乱れたりしてしまいました。これは今後の課題だと感じました。
4周目も呼吸は楽だったのでガンガン攻めていたら4、 5番手争いになりました。駆け引きとかなしで全力を出しレースを進めていき周回は5周目へ。このあたりからいつ切られるか分からない状態なのでペースを上げるように意識しましたが、前半からハイペースだったので思うように上がらずひたすら耐え続けました。
6周目に入ったら絶対に完走してタイムを出そうと思いましたがなかなか思うように走れない、
両足が攣りそうになりましたが周りの応援が力になり集中して走れました。
7周目では酸欠で目がチカチカしましたがフィードでのアドバイスにより集中を切らさず冷静に走れました。
最後の周回なので全身からエネルギーを出してゴールに向かいましたが後半に追い上げてきた選手に交わされ
7位でのゴールになりました。
今回のレースの目標は10番台前半でゴールする事だったので、達成できた事は素直に嬉しかったです。
また、イメージに近いレースが出来た事は収穫でした。
ですが、まだまだペース維持のなさや、メリハリのなさなど課題は沢山あるので
次の白馬大会までに少しでも改善していきたいと思っています。
沢山の応援ありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします。
西田尚平

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Photo By Mr.Yamada

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